

熱戦が続く夏の高校野球・新潟大会。7月16日は3回戦で3年ぶりの甲子園出場を目指す日本文理と春の県大会を制した中越の強豪同士がぶつかりました。

ノーシードから3年ぶりの甲子園出場を目指す日本文理。対するは春の王者・中越。3回戦にして大会屈指の強豪対決となりました。
エース同士の投げ合いで始まった試合が動いたのは3回でした。
中越の1番・平澤が左中間への2ベースヒットを放ち、1アウトランナー2・3塁と先制のチャンスをつくります。
続く打席は2番・堤。右中間へのタイムリースリーベースヒットで中越が2点を先制します。
続く3番・清水もタイムリーヒットで中越はこの回3得点。さらに続く4回にも2点を追加し、5―0で試合を折り返します。
一方、なかなか反撃のきっかけをつかめない日本文理は8回、途中出場の小網のヒットなどでランナーをためると、その後、相手のエラーやフォアボールになどより2点を返します。
しかし、安定感を見せ、完投した中越のエース・雨木を前に反撃はここまで。3年ぶりの甲子園を目指した日本文理の夏は3回戦で終わりました。
【日本文理 小網太陽 選手】
「これで終わりだと思うとすごく悲しい。すごく濃く、でも短いなという2年半だった」
【日本文理 番場晃太郎 選手】
「最近タイトルがとれていない中で、文理としてのプライドが欠けてきている部分がある。(後輩には)俺らの分も頑張って甲子園に、絶対に来年こそ行ってくれと強い意志で声をかけた」
■16日の試合結果
中越 6-2 日本文理
北越 1-0 柏崎
新潟明訓 2-1 長岡
関根学園 11-1 新潟商(6回コールド)
長岡工 10-0 敬和学園(8回コールド)
新発田 7-2 上越
村上桜ヶ丘 9-6 三条
長岡商 20-0 加茂(5回コールド)
■17日の試合予定
【長岡市悠久山球場】
第1試合 新潟江南ー六日町
第2試合 高田ー新潟第一
【柏崎市佐藤池球場】
第1試合 新潟ー十日町
第2試合 巻ー長岡大手
【新発田市五十公野公園野球場】
第1試合 小千谷ー新発田農
第2試合 新発田中央ー新潟産大附属
【三条パール金属スタジアム】
第1試合 帝京長岡ー五泉
第2試合 小出ー万代