

8月21日の夜から22日の朝にかけて、新潟県湯沢町土樽の道路上でクマの目撃情報が相次ぎました。
南魚沼署によりますと、21日午後9時前、湯沢町土樽の道路上で「体長約1メートルのクマ1頭が走っているのを目撃した。クマは西方向に走って行った」と警察に通報がありました。
また22日午前7時半過ぎにも、同じく湯沢町土樽の道路上で「体長約1メートルのクマ1頭を目撃した。クマは西方向に歩いて行った」と通報がありました。
クマが目撃された現場は、どちらもローソン湯沢岩原店近くの土樽東橋交差点の北側ということです。
現場の近くには住宅もあり、南魚沼署は湯沢町と連携して注意を呼びかけています。
また県は現在「クマ出没警戒警報」を発表して警戒を呼びかけています。
●県の呼びかけ
・複数で行動し、ラジオや鈴など音の鳴るものやクマ撃退スプレーを携行する
・クマの活動が活発な早朝や夕方の入山を避ける
・クマのエサとなる生ゴミや不要となった果樹(柿、栗など)を適切に処分する
・クマに出会ったときは慌てずにゆっくり後退する
・クマに襲われた場合、地面に伏せて頭・首・腹を守る(両手で首の後ろをガード
する)