新潟空港で滑走路“逸脱”…自衛隊探索機U-125Aを新潟分屯基地へ移送 防衛省などが原因を調査

9月19日、航空自衛隊新潟救難隊の航空機が新潟空港に着陸した際、滑走路を大きく逸脱しました。停止した場所に残されていた機体は深夜に撤去した上で、防衛省などが原因を詳しく調べています。
NST新潟総合テレビ

9月19日、航空自衛隊新潟救難隊の航空機が新潟空港に着陸した際、滑走路を大きく逸脱しました。停止した場所に残されていた機体は深夜に撤去した上で、防衛省などが原因を詳しく調べています。

20日、午前1時ごろの新潟空港。暗闇に浮かび上がる機体がクレーンに吊られてトレーラーへと移されていきます。

この機体は19日の正午前、新潟空港に着陸しようとした際に滑走路を逸脱した新潟分屯基地新潟救難隊の探索機『U-125A』。

【リポート】
「逸脱した航空機の周りには消防車がかけつけています」

その着陸の瞬間を視聴者がとらえた写真。機体から白煙が上がっているほか、画像をよく見てみると、あるはずの車輪が出ておらず、胴体で着陸しているように見えます。

原因は分かっていませんが、この影響で約4時間にわたって滑走路が閉鎖され、17便が欠航するなど大きな影響を受けた新潟空港。

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民間機の運航が再開されたあとも停止した場所に放置されていた機体は、日付が変わった20日午前1時半ごろにトレーラーで新潟分屯基地へと移送されました。

防衛省は現在、滑走路の逸脱の原因について調査していて、原因が分かり次第、調査結果を公表する予定です。

最終更新日:Mon, 22 Sep 2025 22:00:00 +0900