
JICA・国際協力機構が日本とアフリカの交流促進を目的としたホームタウン事業を撤回したことを受け、ガーナのホームタウンに認定されていた三条市は、ガーナ政府訪問団による市の視察などを実施しないことになったと発表しました。
JICAは先月、地方自治体とアフリカの交流を深めることを目的に、三条市など4つの市をアフリカ諸国のホームタウンに認定。SNSでは認定が移民の受け入れにつながるなどと誤った情報が拡散され、ホームタウンに認定された自治体に批判や問い合わせが殺到する事態となっていました。
こうした混乱を踏まえJICAは25日、事業を撤回。
これを受け三条市はJICA主催のガーナ政府訪問団による市の視察や、企画事業を実施しないことになったと明らかにしました。
滝沢亮市長は「これまで同様に国際親善、相互理解といった目的を踏まえていく。今後も市民の皆様への丁寧な説明のもと市政を進めていく」とするコメントを公表しています。
市によりますと電話やメールによる抗議などが、25日までに約9000件寄せられているということです。
最終更新日:Fri, 26 Sep 2025 12:00:52 +0900