
特殊詐欺の被害防止に繋げようと、新潟県警備業協会が防犯機能付きの電話機を県警に寄贈しました。
28日、県警備業協会が県警に寄贈したのは、「防犯機能付き電話機」10台と広報活動用のエア看板です。
県内では今年9月末現在で193件の特殊詐欺被害が発生していて、被害額は7億6800万円余りと、去年の同じ時期と比べ3億円近く増えています。
県警によりますとこのうち固定電話への電話がきっかけとなった被害が70件に上るということです。
防犯機能付き電話機は、会話を録音するなどの機能が備えられていて、被害防止に繋がることが期待されます。
【県警備業協会 野澤慎吾会長】
「防犯機能付き電話だと『録音しますよ』と対応してから電話に出るようになっているので、かなり予防に役に立つということで、毎年私どもで寄付をしている」
寄贈された防犯機能付き電話機は、今後各警察署で行われるキャンペーンで活用されます。
最終更新日:Tue, 28 Oct 2025 12:00:04 +0900




