「泣き叫んでいるような毎日だった」横田めぐみさん拉致からまもなく48年…母・早紀江さんが世論の重要性に言及「日本中で言い続けなければ」

北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの母・早紀江さんが11月13日、支援者の会に出席。高市首相が解決に意欲を示す中、世論の重要性に言及しました。

北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの母・早紀江さんが11月13日、支援者の会に出席。高市首相が解決に意欲を示す中、世論の重要性に言及しました。

新潟市の中学1年生だった横田めぐみさんが下校途中に北朝鮮の工作員に拉致されたのは1977年の11月15日。今年の11月15日で48年となります。

13日、東京都内で母・早紀江さんの支援者による集会が開かれ、早紀江さんはめぐみさんがいなくなったときの苦しみを語りました。

【横田早紀江さん】
「本当にあの時の訳の分からない動転した思い。そして、どこに何がどうなっているのか、何にも分からないという真っ暗闇の中にボーンと家族が投げ出された感じで、もう息ができないような切なさで、泣き叫んでいるような毎日だった」

一方、高市首相が日朝首脳会談の実現に意欲を示してしている今、被害者救出の機運を高める必要性にも言及しました。

【横田早紀江さん】
「首相も代わられて力強い言葉をいただいているから、ここで日本中、みんなが一緒になってきちんと言い続けなければいけないと思っている」

最終更新日:Thu, 13 Nov 2025 22:00:00 +0900