

これからの寒い時期に煮つけなどで重宝する『カレイ』をご紹介します。
新潟市中央卸売市場にいま、北海道から届き始めているのが、カレイの中でも高級品といわれる『ナメタガレイ』です。
【山津水産 小出大輝さん】
「このぬめりが強いのが非常に大きな特徴。このぬめりを見ることで鮮度を把握することができる」
鮮度が落ちるとぬめりが茶褐色に変化してくるため、ぬめりの透明感があるものが新鮮なカレイを選ぶポイントです。
11月に入荷が始まったばかりのナメタガレイですが、今年の水揚げ量は例年並みと見込まれ、12月から入荷量が安定してくるということです。気になる価格については…
【山津水産 小出大輝さん】
「現段階では入荷量が少ないので、2割ぐらい昨年と比べても高いが、これからどんどんと入荷量が増えてくれば、昨年並みぐらいには安定してくるのではないかと思う」
カレイは12月ごろから翌年の2月ごろにかけて産卵期に入り、オスは白子、メスは魚卵を持つようになるため、これからの時期に特におすすめだといいます。
【山津水産 小出大輝さん】
「ナメタガレイの特徴として、加熱してもかたくなりにくい、身がやわらかい魚なので、煮つけや塩焼きにするのがおすすめ」
淡泊な白身魚として味付けが身にしみ込みやすいのもカレイの特徴。ということで今回は新鮮なカレイを煮付けでいただきました。
【記者リポート】
「身がとてもやわらかくてしっかりしています。噛むほどに甘みが出て、とてもおいしいです」
味がしっかりと身にしみこんでいて、上品な甘さが感じられました。
その平らな姿から“平穏”を想起させ、縁起物ともされるカレイ。寒さが増すこれからの季節に煮つけなどで楽しんではいかがでしょうか。
最終更新日:Mon, 17 Nov 2025 22:00:00 +0900




