
年末年始の連休などで人と集まる機会が増えるこれからの時期、鍋や刺身に重宝する『ズワイガニ』を紹介します。
2月15日新潟市中央卸売市場に入荷していたのは、新潟県内で水揚げされたズワイガニです。
10月上旬に水揚げが始まり、現在出荷のピークを迎えています。
【新潟冷蔵 鮮魚部第1課 佐伯将 主任】
「新潟は昨年並み。ほかの地域は全体的に昨年と比べると1~2割ぐらい水揚げ量は多くなっている」
県内では去年並みとなっている一方、全国的には海水温の変化などを背景に、去年に比べ約2割増加していて、価格も3割ほど安くなっています。
刺身や鍋などに重宝し、これからますます需要が高まることが予想されるズワイガニ。その見分け方を聞きました。
【新潟冷蔵 鮮魚部第1課 佐伯将 主任】
「これは“カニビル”という寄生虫。人が食べても害はない寄生虫。いっぱいついているほうが身の入りが多いという一つの基準になっていて、なかなか触れないところもあるが、おいしいカニを見分けるポイントの一つ」
そんなズワイガニの気になる味は…
【記者リポート】
「プリプリとした食感が印象的。噛めば噛むほど甘みとうまみを感じられてとてもおいしい」
家族などで集まる機会も増える年の瀬に、旬のズワイガニを食べて英気を養ってほしいと市場関係者は話します。
【新潟冷蔵 鮮魚部第1課 佐伯将 主任】
「今のところ安くなっている傾向にあるので、年の瀬にカニを食べていただいて、来年に向け英気を養っていただければ」





