
公示まで残り1週間に迫る中、国民民主党が新潟4区に候補を擁立する方針を固めたことが分かりました。これで4区では、4人が議席をめぐり、しのぎを削ることになります。
■自民・鷲尾氏 想定外の解散表明も…“高市人気”の追い風期待
高市首相による解散表明の前日、長岡市には自民党公認で4区から出馬する鷲尾英一郎前衆院議員の姿が。
【自民党 鷲尾英一郎 前衆院議員】
「そうなったらなったで、イメージは常にしているが、やっぱり急だった」
この日出席した自身の後援会の挨拶でも“想定外の解散表明”だったことを明かしています。
【自民党 鷲尾英一郎 前衆院議員】
「年前の議員会館回りのときに、幹部の皆さんおしなべて『通常国会冒頭の解散はない』と私にそう言うものですから。こういう次第になって、大変に戸惑っているところ」
おととしの衆院選では立憲民主党の現職に敗れ、比例復活も叶わなかった鷲尾さん。再起を誓い、次の戦いに向け地道に4区内を回ってきたと言いますが…
【自民党 鷲尾英一郎 前衆院議員】
「燕・柏崎はだいぶ歩いた。正直一軒一軒、だいぶ歩いた。ところが、長岡・小千谷・見附はまだ歩き足りない。正直」
わずか1年3カ月での再びの選挙に準備期間の短さを嘆く鷲尾さんですが、高市首相の高い支持率に追い風を期待します。
【自民党 鷲尾英一郎 前衆院議員】
「(高市首相の支持率は)かなり生きると思う。我々、与党として補正予算を組ませていただいている物価高対策というのを迅速に実行しているし、それはある程度、ご評価いただいていると思う。やはり、国民の声にしっかりと迅速に対応できるのはどの党なのかというところも訴える」
■立憲・米山議員 “中道”への参加表明 公明票の上積みに期待
ただ、新たな不安材料も浮上しています。
【自民党 鷲尾英一郎 前衆院議員】
「相手様の政党もどうやら変わって流動的ではあるので、ちょっとどういう影響があるかは分からないが…」
長年、連立政権を組んでいた公明党が立憲民主党と結成した新党『中道改革連合』です。その新党に加わるのか、県内選出議員の対応が注目されましたが…
【立憲民主党 米山隆一 衆院議員】
「私も中道改革連合に入らせていただくことを決定した」
4区選出の現職・米山隆一衆院議員は1月20日、立憲民主党を離党し、中道に加わると表明。
【立憲民主党 米山隆一 衆院議員】
「国民最優先、国民目線の政治を実現していくには、中道改革連合に属する以外の選択肢はないということで決断した」
議席の死守に向け、新党に加わることを決断した米山さんですが、数日前に撮影したSNSの動画では新党名に対する素直な意見が。
【立憲民主党 米山隆一 衆院議員】
「予想以上にネックになる可能性はあるでしょと。いくら中道という言葉にこだわりがあったとして、そこにこだわってネーミングが…これでいいんですかねというのはあるが」
ただ、新党結成による公明票の上積みなどには期待を寄せます。
【立憲民主党 米山隆一 衆院議員】
「4区は公明党さんの議員が多い。それぞれの街頭演説にそれぞれの方に来ていただくだけで自然に選挙協力というか、一致団結してやっていく体制ができていくと思う。選挙協力じゃないから、同じ党だから一致団結」
■連合新潟からの支援受ける国民民主 IT企業社長の野村氏を擁立へ
その一方で、米山さんにも懸念材料が…
立憲民主党県連の幹事長として支持母体の連合新潟に候補者の推薦を申請に来た米山さんですが、その直前に国民民主党県連の幹事長が連合新潟を訪れていました。
【国民民主党県連 市川政広 幹事長】
「まだ全然、検討中なので…」
立憲民主党と同じように連合から支援を受ける国民民主党が4区に長岡市出身でIT企業社長の27歳・野村泰暉さんを擁立する方針を固めました。
【立憲民主党 米山隆一 衆院議員】
「国民が決めることだからどうかなとは思うが、したいなら止めることはできないので。選挙戦は、構図はあまり関係ないから訴えをしっかり届けられるような準備をしていきたい」
1月20日、連合新潟は、4区以外は立憲民主党の現職を推薦する方針を確認しましたが…
【連合新潟 小林俊夫 会長】
「4区については、現職の米山さんと国民民主党から推薦申請が上がってきたので、両者を支持という形で(連合)本部に上げていこうと」
■参院選で旋風巻き起こした参政 介護福祉士・大矢氏を擁立
そして、さらに4区には去年夏の参院選で14議席を獲得し、旋風を巻き起こした参政党も候補を擁立。
【参政党 大矢寿乃 氏】
「私たちが豊かに暮らすのも、こんなに今大変なのも、全部政治が決めている。皆さんの暮らしを考えているのが参政党」
柏崎市出身の介護福祉士・大矢寿乃さんは知名度不足が課題ですが、街頭演説などでは2人の子を持つ母親として生活者目線での訴えを展開しています。
【参政党 大矢寿乃 氏】
「私と同じ年代のお母さんもスーパーに行くと、やっぱり高いから『きょうはこのおかず買えないな』と『1品少なくなっちゃうな』と、私たちの世代だってなんとかしてほしいとてみんなが声をあげている」
去年9月から草の根の活動を展開。参院選の勢いそのままに衆院選でも旋風を巻き起こしたい考えです。
【参政党 大矢寿乃 氏】
「参政党は年末から(衆議院の)準備に向けて進めていたので、私もそれに向けて準備、心の準備を色々していた。皆さんの暮らしに直接影響を与えているのは消費税なので、一丁目一番地は消費税の廃止を訴える」
4人が立候補する見通しとなった新潟4区。公示までは残り1週間となる中、候補者たちの準備が慌ただしさを増しています。
最終更新日:Tue, 20 Jan 2026 20:09:52 +0900




