新潟県民の約7割が“野菜不足”…「ベジメータ」導入のスーパー  必要摂取量“見える化”で野菜不足解消へ!

日本人の野菜の摂取目標は350gと言われているが、新潟県内の推定摂取量は一日平均309gで実に7割の人が野菜不足。そこで、新潟県内のスーパーで野菜の必要摂取量を「見える化」することで野菜不足を改善する取り組みが始まった。

約10秒で測定!摂取量を見える化

7月11日、スーパー「マルイ女池店」(新潟市中央区)に設置されたのは、アメリカの企業が開発した野菜摂取量を測定する「ベジメータ」。

新潟市中央区のスーパーが導入した「ベジメータ」

新潟市中央区のスーパーが導入した「ベジメータ」

LLCジャパン 前田学 代表取締役:
野菜と果物の中には、ほとんどカロテノイドが含まれている。それを計測することによって野菜摂取量を評価する機械

LLCジャパン 前田学 代表取締役

LLCジャパン 前田学 代表取締役

測定方法は簡単!中指に光をあてると、機械が皮膚のカロテノイド量を計測。

10秒ほど待つだけで数値とA~Eの5段階で「野菜の不足量」や「必要な野菜の摂取量」などが表示される。

マルイ 清水崇之 取締役:
今、どれだけ野菜が足りていないかを「見える化」する。当社の売り場でも見える化することで、「こういう野菜を摂ると、摂取量が改善する」という話を分かりやすくお伝えできる

マルイ 清水崇之 取締役

マルイ 清水崇之 取締役

さっそく試した女性、結果はE判定に。

E判定だった女性:
青いものが足りていないと自分でも思っていたので、これから一生懸命、青いものを食べようと思う

一方、毎朝野菜を食べているという女性は、日本人の平均を大きく上回る672でA判定に。

A判定だった女性:
こんなに褒められることはあまりないから、とてもうれしい

普段から野菜不足を自覚しているという桶屋美圭アナウンサーも体験すると…、結果はC判定。

マルイ 清水崇之 取締役:
平均値ですね

桶屋美圭アナウンサー:
きのう野菜ジュースを飲んできました

マルイ 清水崇之 取締役:
野菜ジュースを飲むと、栄養素が体に入るので結果として出てくる

一方で、70gほどの野菜が不足していることを確認。トマトやカボチャなどの緑黄色野菜を積極的に摂ることで不足分を補えるということだ。

マルイ 清水崇之 取締役:
旬のおいしい野菜をたくさん摂ることがそのまま直結する。今の季節だと、オクラやトマトなどおいしい野菜を食べてもらえるとうれしい