ファンの心を鷲掴み!高城れにさんが糸魚川に
19日、大きな拍手でファンに出迎えられたのはアイドルグループ・ももいろクローバーZの高城れにさんだ。
全国各地を回り、ファンと交流するイベントのため、新潟県糸魚川市を訪れた。
高城れにさん:
一家に一台(ファン:高城れに~!)そんな私は(ファン:高城れに~!)ヒスイよりも輝いています!高城れにです
いつもの自己紹介は糸魚川市バージョンに!場を沸かせると歌も披露し、ファンの心を鷲掴みにしていた。
ただ、今回、高城さんが糸魚川市を訪れたのは、ファンとの交流を楽しむためだけではない。
かねてから「全国の色んな方に会いたい!話したい!そして地域貢献になるようなイベントがしたい」という熱い思いを持っていた高城さん。
この思いが実り、月に一度のペースでイベントを開催することが決定したのだ。
その記念すべき1回目に選んだ地が新潟県糸魚川市。
会いたい人は、過去にももクロの事務所スタッフとして公式グッズの制作などを担当していた矢島好美さんだ。
壇上に上がった矢島さんは「(東京から)帰ってきてから1カ月後に大きい火事があって、その後、まちづくりみたいなものに関わって、こういったものがいつかできるといいなと思っていたけど、火事のことがあったり、すぐ新型コロナ禍になったりね…」と話す。
矢島さんが話す「大きい火事」というのは、2016年に矢島さんが地元・糸魚川市にUターンした直後に発生した糸魚川大火だ。
矢島さんは、今回のイベントの運営に携わるかたわら、普段は糸魚川市駅北広場キターレでコミュニティマネージャーを務め、火災で失ってしまった街並み再生と災害に強い安心・安全な暮らしの再生に取り組んでいる。
矢島さんは「高城さんが糸魚川の地に来てくれて、観光したりとか、ファンと一緒にお店を回ったりとか、そういうのも地域を元気にする力があるんだなと思った」と話す。
ファンと一緒に全国各地を回ることで地域を元気に!
高城さんはイベント後、米田徹糸魚川市長のもとを訪ねると、その後はファンを引き連れ、フォッサマグナミュージアムを訪問。
実際にヒスイを手にした高城さんは「ツルツル~、本当にツルツルで気持ちいい」と話し、ファンを和ませ、ヒスイの魅力を感じていた。
各地を回り、「地域の盛り上げに貢献したい」という高城さんの思いは、ファンにも伝わっていたようだ。
ファン:
ここは新しく聖地巡礼の一カ所になるのではないかと思っているので、また来ようかなと思う
ファン:
また新潟に帰ってきてくれてありがとうという気持ちでいっぱい
イベントの初回を終えて高城さんは「私も全国の人たちに会いに行きたいというのと、自分だけでなく、知らない地域はまだまだたくさんあると思う。ファンの人も引き連れて、街のいいところを知れたらいいのではないかということで、私なりの架け橋がつなげたらいいなと思う」と話した。
高城さんのイベントは今後、全国各地で行われる予定だ。