訪日外国人増の流れを地方へ! モンゴルの旅行会社が新潟で興味を持ったものは!? 食や温泉・酒蔵など堪能

3月の訪日外国人が単月としては史上初めて300万人を超えたと日本政府観光局が発表した。この流れを地方に引き込むことができるのか…モンゴルの旅行会社が新潟県内の観光地などを視察。新潟で興味を持ったものとは…

モンゴルの旅行会社 新潟を視察!

4月17日、新潟県田上町の宿泊施設を訪れたのは、モンゴルの旅行会社だ。

新潟県田上町

新潟県田上町

ジャーニーアドベンチャーメモリーズのナラントヤ・サインニャムボさんは「これから新潟を視察して、モンゴル人のお客さんを連れてきたい」と意気込む。

ナラントヤ・サインニャムボさん

ナラントヤ・サインニャムボさん

ナラントヤさんは、新潟に関する旅行商品を企画しようと、17日から県内の観光地などを視察していて、自身も新潟を訪れるのは初めてだ。

「モンゴルで新潟県のお米も販売しているから、みんなが『あっ、新潟?(聞いたことある)』と、そういう印象は持っている」

食や温泉…“新潟”を堪能「モンゴルでアピールしたい」

そんなナラントヤさんがまず体験したのは新潟の食だ!

海がなく、新鮮な魚介を食べる機会は少ないというモンゴル。

「生はダメダメと食べなかったけど今は好きになった。それは日本でしかできないから、日本のほうがおいしい」

刺身や天ぷらなど新潟の食材を使ったランチを味わった。

そして、温泉も体験!

「露天風呂、上からずっと自然を見ながら、気持ちいい~とか、美しい~とか。人気になると思う」と温泉で新潟の自然も感じることができたよう。

その後、新潟市中央区の酒蔵も見学し、新潟の文化を堪能したナラントヤさん。

「やっぱり日本は素晴らしい。新潟県の魅力をモンゴルに帰ったらアピールして、モンゴル人のお客さんを連れてきたい」

インバウンドの流れを新潟にも波及させることができるのか…ナラントヤさんは帰国後、商品を企画する考えだ。