新潟地震から60年
1964年6月16日午後1時1分に発生した新潟地震から今年で60年。マグニチュードは7.5、最大震度は当時の算出で震度5を観測した。26人の尊い命が犠牲となり、2万棟以上の建物に被害が出た。(新潟地方気象台より)
一児の母Kaedeさんに聞く地震への備え
一児の母でもあるKaedeさん。6月3日にも緊急地震速報が発表されるなど、地震の脅威が今も私たちの生活と隣り合わせにあるなかで、どのようなことを感じているか。話を聞いた。
Q 番組の見どころは
新潟地震の恐ろしさを学びながら、災害への備えについても学べる番組になっていると思います。新潟地震のあった当時、いかに大変だったのかを学ぶことができました。映像を見ながら何度も涙が出そうになり、昔の人たちが力を合わせて復興してくれたおかげで私たちは今、新潟で暮らせているんだなと改めて感謝せずにはいられませんでした。
Q Kaedeさんも生まれる前の地震だが、「新潟地震」に対する印象は
新潟地震のことを当時新潟市で暮らしていた母に聞いてみたら、「生後四ヶ月だったため覚えていない」とのことでした。小さな赤ちゃんを連れての避難はどのくらい大変だったのかと想像するだけで恐ろしくなりました。
Q子どもを育てる立場で気にかけている事、心配な事は
全国各地で大きな地震が増えていて怖いなと思います。津波など急いで逃げなければならないときに、子どもを連れて無事に避難できるかどうか心配です。
Q 普段、地震や災害に対する備えは
水や防災リュックは用意していますが、最近リュックの中身を確認していないので不十分かなと思います。
Q 視聴者の方にとってどのような番組になってほしいか
過去を知ることでこれからの備えをするためのキッカケになったらいいなと思います。
新潟地震と“液状化”
番組では、新潟地震により初めて被害が認知された“液状化”や、この地震をきっかけに生まれた“地震保険”なども深堀り。備えておくべき防災グッズなどの最新情報もお届けする。
60年経っても残る新潟地震の記憶と、災害が起きたからこそ得られた教訓を学ぶ
NST News タッチSP「つなぐ震災のきおく~新潟地震から60年~」は、
15日(土)午後2時5分放送。