Z世代が加茂市に来たくなるかも!?新潟大学の学生がまちあるきで加茂市の魅力を発見し企画提案!

こんにちは。加茂市役所総務課の岡です。

本記事では新潟大学創生学部1年生が加茂市で取り組んだフィールドスタディーズ(学外学修)についてご紹介します!

 

フィールドスタディーズとは?

 新潟大学創生学部の1年生がグループで企業や自治体などの学外に赴き、受入先のテーマに沿って現地での学びを深め、企画の提案を行う授業です。今年度、加茂市は初めて受入機関になりました。

ちなみに、私は学生の皆さんとの連絡調整やメンタリング担当としてこの活動に参加させていただきました。

気になる加茂市の受入テーマは…

ズバリ、加茂市の受入テーマは、「【メディア×自治体】Z世代に刺さる加茂市の魅力とその伝え方を考えよう!」です。

具体的に考えてもらったのは、

「Z世代が加茂市に関心や愛着を持ち、ずっと/いつか加茂で暮らしたい、また加茂に来たいと思ってもらえるような加茂市の魅力をどう見出し、どう伝えていくか?」ということ。

一見ポップですが、アイディア力が試される難しいテーマですね…

 

加茂市内をまちあるき!

今回加茂市での活動を希望してくれたのは8名の学生。受入テーマを理解したし、「りすさんちーむ」と「すべりだいちーむ」の2つのチーム(加茂山公園のリス園と大型スライダーからチーム名をとったそうです)に分かれたし、さっそく企画を考えよ~!

…とその前に、まずは加茂市がどんなまちか理解しないと始まらない!ということで、実際にまちあるきをしてもらいました。

6月25日のまちあるきの様子(加茂山公園)

6月25日のまちあるきの様子(加茂山公園)

加茂山公園や美人の湯などの定番観光スポットをはじめ、下条川ダムや民俗資料館などちょっとディープな場所も訪問し、皆さん興味津々の様子でした。

他にも商店街や市内飲食店も訪れ、市民の生活の場に入り込むことで、リアルなまちの雰囲気を肌で感じていました。

 

NSTも訪問!

さらに、学習理解をより深めるため、6月26日には加茂市と包括連携協定を締結しているNST新潟総合テレビを訪問し、「地方創生とメディア」という観点から講演いただきました。講演の後は高濱アナウンサーにも登場していただき、アナウンサーとしての視点で学生とディスカッションしていただきました。

お綺麗な高濱アナを前に顔が緩んでしまったのは私だけでないはず…!

お綺麗な高濱アナを前に顔が緩んでしまったのは私だけでないはず…!

 

市長を前に、これまでの学びの成果を発表…!

4週間の活動期間をとおして、2チームがそれぞれ企画を作成し、7月18日に加茂市役所にてプレゼンテーションを行いました。

市長や報道機関などが出席し、緊張感のある雰囲気の中で提案してもらった内容は主に以下のとおりです。

りすさんちーむ…Z世代に人気の「グランピング」を美人の湯で実施することで、宿泊客と滞在時間の増加により加茂市全体の魅力を発信

りすさんちーむの発表

りすさんちーむの発表

すべりだいちーむ…SNS​映えを狙う学生をターゲットとした「商店街でのシャッターアート」を企画し、商店街に彩を添え活気を取り戻す

すべりだいちーむの発表

すべりだいちーむの発表

どちらも斬新で楽しそうなアイディアです!が、何よりも私が感心したのは、加茂市の抱える課題や根拠となるデータ、先行事例などを示し、決して思い付きではない説得力のある提案をしてくれたことです。私自身とても勉強になりました。

提案していただいた内容は関係課で調整し、実現可能性の高いものから順次取り組んでいきます!

 

おわりに

 

ここまで新潟大学フィールドスタディーズの加茂市での活動内容をご紹介しました。

加茂市というまちに飛び込み、加茂市というまちを知り、最終的に加茂市の魅力を若い世代に伝えるための提案まで行ってくれた学生の皆さんの頑張りを少しでもお届けできていたら嬉しいです。

これからも、若い世代に加茂市に興味関心をもってもらい、愛着を持ってもらえるような取組を行っていきます!

 

問い合わせ

加茂市役所総務課秘書広報係(℡0256-52-0080、内線330)

加茂市役所政策推進課政策推進係(℡0256-52-0080、内線353)