新潟と長野を結ぶJR飯山線。その沿線を走る「おいこっと」という列車をご存知ですか? 新潟県加茂市出身で人気YouTuberの横山天音(よこやまあまね)さんが、この特別な列車に乗車し、その魅力を全力でリポートしてくれました。おばあちゃんの家のような温かみのある車内や、息をのむような絶景、そして驚きの雪国文化まで。たった1時間15分の乗車で、こんなに豊かな体験ができるなんて!
おばあちゃんの家!? 懐かしさあふれる車内
「おいこっと」に一歩足を踏み入れると、そこはまるでおばあちゃんの家。座席は座布団のようにふかふかで、障子をイメージした仕切りや、温かみのある装飾が、乗客を優しく包み込みます。
横山さんは「座布団5枚ぐらいのふかふか加減」と驚きの声を上げています。この居心地の良さは、長旅の疲れを癒すだけでなく、心まで温かくなる特別な空間を作り出しているのです。
絶景と歴史が織りなす、信濃川の旅
車窓から広がるのは、日本一長い川・信濃川の絶景。列車は信濃川に沿って走り、途中で唯一の橋を渡ります。この瞬間、乗客は日本一長い川を渡る貴重な体験ができるのです。さらに、県境を越えると川の名前が「千曲川」に変わるという、地理と歴史が織りなす物語も楽しめます。
7メートル85センチ!? 雪国の驚きの記録
飯山線は豪雪地帯として知られていますが、その規模は想像を超えています。森宮野原駅では、昭和20年に記録された日本一の積雪量、7メートル85センチを示す標柱が立っています。
横山さんも「想像できない」と驚きの声を上げていました。この驚異的な数字は、雪国の人々の暮らしと文化を物語る、貴重な歴史の証言者なのです。
「おいこっと」の旅は、単なる移動手段ではありません。それは、日本の原風景や文化、歴史を体感できる、まさに動く博物館。横山さんも「もう乗った瞬間から今降りた瞬間そして今も楽しい」と絶賛しています。
最後は飯山駅で足湯に浸かり、旅の余韻に浸る横山さん。「プチ旅行みたいな感じで日帰りで来れるので、気軽に来れる癒しの旅ができると思います」と、その魅力を語っています。
あなたも、この特別な列車で、忘れられない鉄道の旅を体験してみませんか? JR飯山線「おいこっと」が、あなたを日本の心のふるさとへと誘います。