陸上短距離界のホープ 秋澤理沙選手
4月5日、新潟市中央区の東京学館新潟高校で行われた入学式。ここに出席したのが、陸上・短距離界のホープ・秋澤理沙さんだ。
東京学館新潟高校 1年 秋澤理沙 選手:
入学して、色んな人がいっぱいいるので、たくさん友達をつくって、充実した楽しい生活を送っていきたい
中2で全中200m優勝 100mのタイムは…
高校生活に期待を膨らませる秋澤さんは、2021年に開かれた全国中学校体育大会の女子200m決勝に出場。
スタートから加速してトップに立つと、他を寄せつけず、そのままフィニッシュ!中学2年生で大会を制した。(タイムは24秒72:向かい風3.1m)
また、中学2年でマークした100m・11秒87は、新潟県高校記録に並ぶタイムだ。
2022年はケガで全中や国体に出場できなかったが、200mでは24秒38をマークし、県中学記録を塗り替えた。
東京学館新潟高校 1年 秋澤理沙 選手:
中学校の最後のシーズンはケガで終わってしまって、悔しい気持ちで終わってしまったので、高校はその悔しいを思いを晴らすために、今はこの時期に気持ちをつくって頑張る
父も母も“記録保持者”のサラブレッド
3月12日、新潟市中央区の関屋浜海水浴場で行われた東京学館新潟高校の練習に秋澤さんの姿があった。
東京学館新潟高校・陸上部 田村和宏 監督:
大きなストライドとピッチを両方出していくには、足の接地のところをもう少し手前のほうに置いてあげないと速くなってこない
秋澤さんに指導していたのは、100mの県記録保持者・田村和宏監督。実は、秋澤さんの父だ。
さらに、秋澤さんの母・絵里さんは、娘に更新されるまで100mの県中学記録保持者だった。まさに短距離界期待のサラブレッド!高校3年間は、父と二人三脚でさらなる高みを目指す。
東京学館新潟高校・陸上部 田村和宏 監督:
高校3年間で原石に磨きがかかればいい。それくらいの気持ちで指導にあたろうと思っている
東京学館新潟高校 1年 秋澤理沙 選手:
父親が指導者は、すごくやりやすい感じ。気を遣わずに話もできるので、そこの面ではとてもいい。インターハイ優勝を目指して頑張っていきたい
世代最速ランナーが見据える先は…
東京学館新潟高校 1年 秋澤理沙 選手:
日本のトップ選手になって、世界陸上に出てみたい