温泉でたっぷり汗を流したあと、空腹を抱えて向かったのは、新潟・新発田にある人気ラーメン店「のろし」。その一杯が、彼女の一日を締めくくる最高のご褒美となりました。けれど、実はこのあとにはラジオの生放送が控えていて——。ニンニクたっぷりのラーメンを前に、彼女はどんな選択をしたのでしょうか。
温泉あがりの空腹に、山盛りラーメンが染み渡る
「今日は本当に何も食べてないんです」
そう言いながら塩トマトをつまむ彼女の目は、すでに次の目的地を見据えていました。向かったのは「ラーメンのろし新発田店」。新潟市内にも店舗があり、以前から通っていたという馴染みの店です。
店に入ると、目の前に広がるメニューの誘惑。醤油、台湾まぜそば、四川麻婆麺……どれも魅力的ですが、彼女が選んだのは「ラーメン肉一枚」。見た目はまさに“二郎系”——山盛りのもやし、分厚いチャーシュー、極太のワシワシ麺が器から溢れんばかりに盛られています。
「見てください、このビジュアル。もやしドーン、肉ドーンって、これが美味しいんですよね」
「言葉なんていらない」——ニンニクの誘惑とラジオの狭間で
一口目から「ガツンとくる醤油と背脂の甘み」が口いっぱいに広がります。チャーシューは「歯がいらない系」の柔らかさで、箸で簡単にほぐれるほど。麺は噛み応えのある極太で、小麦の風味がしっかり感じられます。
「ニンニク入れて大丈夫ですか？今日この後ラジオなんですけど……」
そう言いながらも、彼女は誘惑に勝てませんでした。「ラジオの方、本当にごめんなさい」と笑いながら、ニンニクをたっぷり投入。背脂の甘みとニンニクのパンチが合わさり、ラーメンは“悪魔的”な美味しさへと昇華していきます。
「大事な人に会う予定があっても、たとえ好きなアイドルに会う予定があっても入れてください。それが最高の食べ方なんです」
父との思い出と、最高の一杯
「父がラーメン好きなので、よく2人で行ったりもします」
ラーメンのろしは、彼女にとって“思い出の味”でもありました。父との時間を思い出しながら食べる一杯は、ただの食事ではなく、心を満たす体験となります。
「厚切りチャーシューも、山盛りのシャキシャキ野菜も、極太ワシワシ麺も、スープもニンニクも、もう全部が主人公」
温泉からのラーメン、そしてその後にはラジオの生放送。そんな慌ただしい一日の中で、彼女は「最高の一杯」に出会いました。空腹を満たすだけでなく、心まで満たしてくれるラーメン。ラーメンのろし新発田店は、そんな特別な時間を提供してくれる場所でした。
「本当に美味しかった。お腹いっぱいになりました。幸せでした。ごちそうさまでした」
