新潟を制覇した気分に? 充実の越後湯沢駅
リポーター・今泉あいさん:
越後湯沢駅にやってきました。ここは、駅の中でお酒もグルメも楽しめるんです

越後湯沢駅(湯沢町)
上越新幹線が停車する越後湯沢駅。

リポーター 今泉あいさん
スキーやレジャーなど、年間を通じて多くの観光客が利用するとあって、改札前広場には新潟県内の特産品やグルメが一堂に会している。

改札前にある「がんぎどおり」

飲食店も並んでいる
あまり大きな声では言いたくないが、ここに来るだけでほぼ新潟を制覇した感覚を味わうことができるほど。

佐渡名物のバタークッキー

新潟名物 笹だんご
ワンコインで日本酒飲み比べも
また、越後湯沢駅の名所といえば「ぽんしゅ館」。新潟県内全酒蔵の日本酒が揃っていて、気軽に飲み比べができる場所だ。

潟の全酒蔵の日本酒を飲むことができる「ぽんしゅ館」
まずは、5枚500円のコインを購入。飲みたい日本酒を自由に選ぶことができる。県内外はもちろん、海外の観光客にも喜ばれている。
リポーター・今泉あいさん:
せっかく越後湯沢に来たので、限定の上善如水(じょうぜんみずのごとし)をいただきます

上善如水(湯沢町)の限定酒
こちらは地元・湯沢町にある「白瀧酒造」の上善如水限定酒。
リポーター・今泉あいさん:
リンゴのようなフルーティーな香りもあって爽やかなんですけど、コクもあっておいしいです
続いて今泉さんが選んだのは、新潟県十日町市にある「松乃井酒造場」のお酒。

松乃井(十日町市)を堪能
リポーター・今泉あいさん:
なめらかで、香りがふわっと広がります。
お酒好きの人には、ぜひ全酒蔵のお酒を制覇してほしい。
入浴用の日本酒を開発 体の芯からほっこり
そして、駅の中には”あんな場所”まである。

越後湯沢駅の中に”あんな場所”
リポーター・今泉あいさん:
越後湯沢駅には日本酒の一升瓶を注いだ酒風呂があるんです。さすが酒どころ新潟ですね
駅の中にあるのは、なんと天然温泉。

駅ナカにある温泉「酒風呂 湯の沢」
これだけでも珍しいのに、お湯には新潟県内の蔵元が開発した「入浴用の酒」を注いでいる。

入浴用に開発した酒を注いでいる
お酒のほのかな香りがリラクゼーション効果をもたらし、お肌はすべすべ。体の芯から温まるという。
スキーやレジャーを楽しんだあと、じっくり温まってから電車に乗ると、長い移動時間も快適に過ごせそうだ(入浴料:大人800円、小学生400円)。
映画会社運営のホテル キャラクタールームが大人気
続いてやって来たのは、越後湯沢駅から歩いて約10分の場所にある湯沢東映ホテル。映画会社「東映」が運営するホテルだ。

映画会社「東映」が運営
湯沢東映ホテル 天野さん:
「東映」というと何を想像しますか?
リポーター・今泉あいさん:
やっぱり映画とかアニメですか?
湯沢東映ホテル 天野さん:
みなさんそうおっしゃる。せっかくですので、こちらをご覧ください
案内してもらったのは「プリキュア プリティ ルーム」。

プリキュア プリティ ルーム
リポーター・今泉あいさん:
わ~!テンションが上がりますね!
湯沢東映ホテル 天野さん:
お子さんをはじめ、みなさんに喜んでいただいています

湯沢東映ホテル 天野さん
東映が誇るキャラクターが一面に広がる部屋が、子供たちに大人気だという。
湯沢東映ホテル 天野さん:
湯沢東映ホテルは、映画の東映が直営しているホテルになっています。キャラクター好きのお客様やお子様まで幅広い方にご利用いただけるように、この部屋をご用意しました
続いて案内してもらったのが「仮面ライダー リバイス&セイバールーム」。
リポーター・今泉あいさん:
こちらもにぎやかですね。カラフル
湯沢東映ホテル 天野さん:
そうですね。こちらも先ほどのお部屋と同じく人気のお部屋になっております
エリア最大級! 迫力ある露天大岩風呂
現在、全国に3店舗ある東映ホテルチェーン。うち1カ所は福岡、残り2カ所が新潟市と湯沢町となっている。

湯沢東映ホテルは開業60年
なぜ全国3店舗のうち2カ所が新潟なのか。それは東映の初代社長・大川博氏が新潟出身だったからだと言われている。
そんなホテルの目玉は温泉。木のぬくもりを感じられる脱衣所は、機能性も兼ね備えている。

木のぬくもりを感じる脱衣所
大浴場の浴槽は大理石で豪華そのもの。天井が高く広々としているため、ゆったりと入浴を楽しむことができる。
しかし、驚きは露天風呂。越後湯沢エリア最大級の広さを誇る露天大岩風呂は圧巻だ。

露天大岩風呂は越後湯沢エリア最大級の広さ
天井のない広々とした空間。夜には満点の星空、冬には雪見風呂を楽しむことができる。
リポーター・今泉あいさん:
滝があって岩もあって、本当に迫力がありますね

無色透明でサラサラなお湯
ホテルが源泉を所有しているので、贅沢にお湯を楽しむことができるのもこの温泉の大きな魅力だ。

奥には滝が流れている ※特別にタオルを着用しています
男性側は山形県鳥海山の大岩、女性側は八海山(新潟・南魚沼市)の大岩で造られ、源泉が滝のように流れ出る景色は日本が誇る景観美といってもいいほど。
午後3時~午後8時は日帰り入浴も可能なので、湯沢町を訪れた際はぜひ立ち寄ってほしい(入浴料:大人1500円、子ども700円)。