〈J1アルビ〉アルベル前監督率いるFC東京に黒星… リーグ戦2連敗で13位に

サッカー明治安田生命J1リーグ・アルビレックス新潟は4月29日、現在のアルビの礎を築いたアルベル前監督率いるFC東京と対戦しました。
NST新潟総合テレビ サッカー明治安田生命J1リーグ・アルビレックス新潟は4月29日、現在のアルビの礎を築いたアルベル前監督率いるFC東京と対戦しました。 2試合ぶりの勝利を目指し、6000人近いサポーターとともに敵地に乗り込んだ29日の試合。 勝ち点で並ぶFC東京の監督を務めるのは、2020年から2年間アルビを率いていたアルベル監督です。 【FC東京 アルベル監督】 「私個人にとっては特別な試合。2年間、新潟で素晴らしい時間を過ごすことができたし、クラブへの、新潟という街への愛情を持っている。そういう意味でも、私にとっては特別な思いというのはある」 かつての指揮官が残したボールを保持するポゼッションサッカーに、縦への意識をプラスして成長した姿を見せたいアルビ。 敵陣でボールを回しチャンスを伺いますが、前半8分、パスカットから素早いカウンターをしかけられてしまいます。 かつてのチームメート渡邊凌磨にボールを運ばれ、最後は仲川。3試合連続で先制点を奪われてしまいます。 それでも、その4分後でした。伊藤がペナルティーエリア手前で、こちらも古巣対戦となった小泉に倒され、フリーキックを獲得すると、伊藤が自ら放ったボールは相手キーパーの意表を突きゴールへ。試合を振り出しに戻します。 この勢いに乗り、逆転したいアルビでしたが、逆に守備のプレスが甘くなったところでディエゴ・オリヴェイラに右足を振り抜かれ失点。 再び1点を追いかける展開となったアルビは、三戸のミドルシュートや伊藤のシュートでゴールを狙いますが、相手キーパーの好セーブにあい得点できません。 エンドが変わった後半18分には、前節リーグ戦に復帰した高木など攻撃的な選手3人を投入。しかし、後半37分にその高木が放ったシュートも枠の外へ。 追加点を奪うことができず、アルベル前監督率いるFC東京を相手に黒星を喫しました。 【FC東京 アルベル監督】 「新潟は素晴らしいチームだと思う。そして素晴らしいサッカー展開をしていると思う」 かつての指揮官は、こうアルビを評価しますが、今シーズン2度目の連敗となったアルビ。J1で勝ち続けるために、さらなる成長を誓います。 【アルビレックス新潟 松橋力蔵 監督】 「もっと強く、もっとうまくなろうと声をかけた。自分たちらしくスタイルを貫き通しながら、勝ち点3をとる試合を早く、もう一度、ファンの皆さんと共有したい」 2連敗となったアルビは、勝ち点12のまま順位を3つ下げ、13位となっています。 次節は5月3日(水)、アウェーで横浜FCと対戦。そこから中三日の7日(日)に、ホームで柏レイソルと対戦します。