ガソリンスタンドなどを経営する会社が破産開始決定 負債額は約1億4500万円【新潟】

ガソリンスタンドなどを経営する新潟県糸魚川市のニッカ興産が7月28日に新潟地裁から破産開始決定を受けていたことが分かりました。
ガソリンスタンドなどを経営する新潟県糸魚川市のニッカ興産が7月28日に新潟地裁から破産開始決定を受けていたことが分かりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、ニッカ興産は1972年10月に日本活性白土の出資を得て、ガソリンスタンドの運営や生花などの販売を目的に設立。

ガソリンスタンドの運営を主体に、ニッカ園芸の店舗名で生花や園芸用品の販売や造園工事なども手がけ、地元企業や一般顧客などを対象として営業基盤を固めていました。

多角的な経営を背景として、ピーク時となる1982年3月期には約10億円の売上高を計上していましたが、その後は市場の縮小や競合激化などによって業況は苦戦を強いられ、2022年3月期の売上高は2億8996万円にまで減少。2018年3月期以降は5期連続の欠損計上から債務超過となり、以降も業況に好転材料の少ない状況から事業継続を断念し、今回の事態となりました。また、親会社の日本活性白土も新潟地裁に破産を申請し、保全管理命令を受けています。

ニッカ興産の負債総額は2022年3月期で1億4559万円だったと言うことです。最終更新日:Thu, 03 Aug 2023 10:35:02 +0900