入港ルート間違えたか…港でパナマ籍の貨物船が浅瀬に乗り上げ けが人や油の流出なし【新潟・上越市】

3日、新潟県上越市の直江津港でパナマ籍の貨物船が直江津港内に入港し着岸しようとした際、浅瀬に乗りあげる事故が発生しました。この事故によるけが人や油の流出はありません。
3日、新潟県上越市の直江津港でパナマ籍の貨物船が直江津港内に入港し着岸しようとした際、浅瀬に乗りあげる事故が発生しました。この事故によるけが人や油の流出はありません。

3日午後1時45分ごろ、荷役を行う会社の人から「直江津港中央埠頭木材岸壁に入港予定の外国船が岸壁奥の浅瀬に乗りあげたようだ」と上越海上保安署に通報がありました。

上越海上保安署によりますと、浅瀬に乗りあげたのは韓国の釜山を出港し、直江津港に入港を予定していたパナマ籍の長さ約114m、幅約18.8mの貨物船で、14人の中国人の乗組員が乗船していたと言うことです。

貨物船は直江津港中央埠頭の木材岸壁でスクラップを積み込む予定でしたが、木材岸壁に着岸しようと直江津港内で船を回転させた時に回転しきれず浅瀬に乗りあげました。

上越海上保安署からは4人が対応にあたり、民間のタグボートを活用して貨物船をひき、午後3時に岸壁に着岸。この事故による、けが人や油の流出は確認されていません。

海上保安署は貨物船が入港するルートを間違えた可能性があるとみて、事故の原因などを詳しく調べています。

写真提供:上越海上保安署最終更新日:Fri, 04 Aug 2023 15:38:18 +0900