23日、新潟市中央区で開かれた立憲民主党県連の定期大会。
【立憲民主党県連 西村智奈美 県連代表】
「小選挙区が6から5へと減って、一つ一つの総支部・国会議員の重要性がさらに増す中で行われる初めての選挙。何が何でも、全員の当選を果たさなければなりません」
こう次期衆院選へ意気込む立憲民主党県連ですが、圧倒的な組織力を誇る自民党に対抗するためには、共産党を含めた野党共闘が大きな意味を持ちます。
しかし、立憲民主党が推薦依頼を出している連合は…
【連合本部 芳野友子 会長】
「共産党さんと何か一緒にやるというようなことがあるとするならば、連合としては推薦取り消しもやむなし、ということになりますので」
共産党との政策協定の締結や集会への参加があった場合には、推薦の決定後であっても「推薦取り消しも辞さない」としています。
【連合新潟 小林俊夫 会長】
「連合本部の方針を踏まえ、しっかり対応していく」
新潟1区には、すでに共産党が候補者を擁立する方針を決めていますが、連合の方針を踏まえつつ、いかに野党の候補者の一本化を実現するか、野党第一党の立憲民主党は難しい舵取りが迫られています。
【立憲民主党県連 西村智奈美 県連代表】
「私としては、他(1区以外)の選挙区においては、とにかくもう、候補の擁立は思い留まっていただきたいという気持ち」
【立憲民主党 米山隆一 県連幹事長】
「それぞれの地域組織の中で今まで築いてきた良好な関係というのは、そのまま維持されて、それがその関係を維持した状況で次の選挙戦も戦えるのではないか」
去年の参院選では、連合の意向を優先した結果、共闘にほころびが出て敗れているだけに、どのような共闘体制を築けるかが選挙の行方を大きく左右すると言えそうです。最終更新日:Fri, 24 Nov 2023 18:59:26 +0900