大工道具の卸売“吉村久幸商店” 販売不振で倒産 新潟県内の新型コロナ関連の倒産は99件目に

新潟県三条市で大工道具の卸売をしていた吉村久幸商店が経営破綻し、事後処理を弁護士に一任したことが分かりました。
新潟県三条市で大工道具の卸売をしていた吉村久幸商店が経営破綻し、事後処理を弁護士に一任したことが分かりました。

民間の調査会社・東京商工リサーチによりますと、吉村久幸商店は1951年に設立し、1969年に法人化。利器工匠具のほか、建築金物や金物雑貨等を取り扱い、県外業者を主体に販路を形成していました。

しかし、ホームセンターとの競合やインターネット普及による購入形態の多様化等で、売上高は減少傾向に。新型コロナウイルス感染拡大の影響で売上高はさらに減少し、営業継続は困難と判断したということです。

負債総額は調査中で、新潟県内の新型コロナウイルス関連の破綻は99件目となります。最終更新日:Wed, 21 Jun 2023 12:54:33 +0900