強豪抑えロボコン大賞受賞の長岡高専!“腕のように動く”難易度高いロボットで栄冠つかむ【新潟】

長岡工業高等専門学校が高専ロボコンで最も優れたアイデアに贈られる「ロボコン大賞」に輝きました。全国の強豪を抑えたロボットのアイデア、そして学生の思いを取材しました。
長岡工業高等専門学校が高専ロボコンで最も優れたアイデアに贈られる「ロボコン大賞」に輝きました。全国の強豪を抑えたロボットのアイデア、そして学生の思いを取材しました。

12月13日、新潟県長岡市にある長岡高専のロボティクス部の部室では設計を担当した学生がロボットを見つめていました。

【設計リーダー 井上凌空さん】
「よく本当にこれを動かせるようになったと思う」

【アーム発案・設計担当 山田侑生さん】
「手は結構変えたし、ひじも最終的には肉抜きをやめて…」

このロボットで出場した11月26日の全国高等専門学校ロボットコンテストで最も優れたアイデアに贈られるロボコン大賞を23年ぶりに受賞した長岡高専。

【アーム発案・設計担当 山田侑生さん】
「肩の上下の動きと、関節によるひじのような動き、それからリンク機構によって手のひらの開閉を再現することができる」

長岡高専のロボット「ダブルラリアット」は人間の腕に見立てた2本のアームを自由自在に動かせるのが特長です。

出場した27チームのうち、難易度の高いアーム機構を採用したロボットは長岡高専だけで、フルーツに見立てたボールを収穫する競技では的確にボールをもぎ取り得点を重ねました。

このロボットの製作が本格化したのは今年5月。

【アーム発案・設計担当 山田侑生さん】
「(制限があるので)アーム1本の重量を500g以下まで軽量化することに苦労した。アーム単体の再設計で言えば、だいたい10回くらい」

こうして完成したロボットは操縦担当者のもとへ。可動部分が多い2本のアームを2人で動かすため、担当者は練習を重ねたと言います。

【設計・操縦担当 丸山颯太さん】
「操縦がうまくなるために何回も反復練習を繰り返してコツをつかんでいった。試合中はとにかくミスをしないように操縦を頑張った」

【チームリーダー 石川颯汰さん】
「最も名誉ある賞であるロボコン大賞をいただいたので、そのご報告に参りました」

結果は全国ベスト8でしたが、難しいアーム操作を成し遂げたことなどが「唯一無二」と評価され、ロボコン大賞を受賞。

12月12日、報告を受けた長岡市の磯田達伸市長も「ライバルが思いつかないアイデアを考え、今後も活躍してください」と激励しました。

【チームリーダー 石川颯汰さん】
「新しい技術に挑戦して、今のうちから準備を始めて、再び全国大会に出場できるように頑張っていきたい」

憧れの舞台で栄冠をつかんだ学生たちは将来も見据えています。

【チームリーダー 石川颯汰さん】
「将来の夢はシステムエンジニア」

【設計・操縦担当 丸山颯太さん】
「人の助けになるロボットを作ってみたい」

【アーム発案・設計担当 山田侑生さん】
「周りの人から見て、『すごいな』と思われるようなロボットを設計したい」

長岡高専の学生たちが日本の製造業の未来を切り拓いていきます。最終更新日:Thu, 14 Dec 2023 18:45:27 +0900