暑さや水不足の影響が広がっているニシキゴイの養殖。
長岡市は井戸から養鯉池へ水をくみ上げるためのポンプの購入などを補助する支援策を行っていますが、事態はさらに深刻さを増しています。
【長岡市 磯田達伸 市長】
「ひびの中に水が入ると、今度は崩れていく。それを手当てしないと、養鯉池自体が崩壊してしまう危険性が出てきた」
市内ではすでに水が干上がり、ひび割れが生じた池が確認されていて、こうした場所は今後、雨が降った際などに崩れやすく、養鯉業の継続が困難になる事態も懸念されます。
これに対し8月25日、市はひび割れた養鯉池の復旧費用を最大半額まで補助する追加支援策を発表しました。
養鯉池の復旧補助は同じく渇水に悩まされた2018年にも行っていて、このときは16の養鯉業者の池で約930万円の被害がありました。
市は今回の被害状況を今後調査し、引き続き、必要な支援を検討していくとしています。最終更新日:Fri, 25 Aug 2023 18:47:02 +0900