縄文人に一日なりきり体験!?黒曜石の包丁使い…火を起こして“カレー作り”♪【新潟・村上市】

お盆休みに入り、新潟県内も各地でイベントが開かれています。村上市では縄文人になりきる体験イベントが開かれました。
お盆休みに入り、新潟県内も各地でイベントが開かれています。村上市では縄文人になりきる体験イベントが開かれました。

【飛田厚史アナウンサー】
「村上市で開かれた縄文生活の体験会では縄文風の衣装で子どもたちも真剣な表情です」

村上市で11日に開かれたのは縄文人1日なりきり体験です!イベントの舞台となった奥三面遺跡はいまから20年ほど前に発掘が始まり、これまで19の遺構が発見されています。

出土品の中には…

【縄文の里・朝日河崎昭一館長】
「火焔型土器とか土器もいっぱい出た。私はすごいと思う。すごいんです」

縄文時代後期の火焔型土器が出土するなど「すごい遺跡」なんだとか。そんな遺跡で体験するのは「カレー作り」です。

調理に使うのは縄文時代と同じ黒曜石でできた包丁。悪戦苦闘しながら食材を切ると…いよいよクライマックス!肉を焼くための火起こし体験です。

舞切りと呼ばれる道具を回転させ火をおこしていきます。徐々にコツを掴む小学生…そしてお父さんも一生懸命協力します!

【小学生】
「頑張ってくれてありがとう」
【火起こしに成功した父】
「久しぶりに言われたので嬉しかった」

成功した縄文人体験の先輩に火起こしを教わると…

【飛田厚史アナウンサー】
「あー、消えちゃったか残念」
【小学生】
「勢い強すぎてもダメだし弱すぎてもダメっていう」

子どもたちもたくましく成長したようです。もちろん完成したカレーは

【小学生】
「おいしかった。肉はちゃんと焼けてました」
「楽しかったのは火おこし体験」
【保護者】
「中々こういう体験ができるところはないので、良い体験でした」

子どもたちは楽しみながら縄文時代の生活を学んでいました。最終更新日:Fri, 11 Aug 2023 18:45:09 +0900