色とりどりの花が競りにかけられていた、17日の新潟市中央卸売市場。
【記者リポート】
「大きく可憐に咲く県産のユリが出荷の最盛期を迎えています。甘くて良い香りがしている」
ユリの栽培は天候に大きく左右されないため、出荷量と価格ともに安定していて、去年と比較して105%ほどの出荷量を保っています。
なかでも、いま出荷量をのばしているのが、花びらの枚数が多く豪華な見た目で、贈答用に人気の八重咲きのユリです。
【新花 総務部 池田紀行主任】
「八重咲きのユリの出荷が前年よりも倍近く増えている。日持ちもとても良いので、お花を普段飾らない方でもとってもきれいなものが簡単に飾れていい」
店頭では、つぼみがついた状態で購入する事が多いユリですが、すべてのつぼみを咲かせるにはコツがあります。
【新花 総務部 池田紀行主任】
「(ユリが)黒ずんできてもう終わりだなと分かるので、そういったお花は思い切って根元の方からぽきっと折ってしまって、残ったつぼみに栄養がいくようにしてあげた方が良い」
ユリは下のつぼみから咲くため、咲き終わった花を取り除くと、上のつぼみにも栄養がいき咲きやすいといいます。
【新花 総務部 池田紀行主任】
「このゴージャスな見た目から話を広げていくとか、花のある暮らしを楽しんでいただきたいと思う」最終更新日:Mon, 17 Jul 2023 19:08:19 +0900