「くらっとする暑さ」新潟市秋葉区では36.5℃を観測 午後4時までに25人が熱中症で搬送【新潟】

新潟県内は26日も気温が上がり、35℃以上の猛暑日となった地点がありました。午後4時現在で25人が熱中症の疑いで搬送されるなど、危険な暑さが続いています。
新潟県内は26日も気温が上がり、35℃以上の猛暑日となった地点がありました。午後4時現在で25人が熱中症の疑いで搬送されるなど、危険な暑さが続いています。

【記者リポート】
「午前9時過ぎの新潟市中央区。朝から日差しが照り付け、風が生ぬるいです」

高気圧に覆われ、朝から気温が上がった県内。午前中の段階でほぼすべての観測地点で30℃を超える厳しい暑さとなる中、環境省などは県内に熱中症警戒アラートを発表。

外出をなるベく避け、エアコンを使用することなど対策を呼び掛けました。

【街の人】
「めっちゃ汗出てやばい!超暑いです」
「きついですね、日傘が必須」
「とにかく涼しい部屋にずっといようと思う」

午後になると気温はさらに上昇。この日県内で最も暑くなった新潟市秋葉区では、36.5℃と猛暑日を観測しました。

【街の人】
「きょう暑いですねマジで」
「外出た瞬間くらっとするくらいの暑さを感じた」
「うんざり。もう仕方ないかなとあきらめている」

うんざりしてしまうような暑さの中、公園では…

【記者リポート】
「午後2時の新潟市中央区。手元の気温計では39℃前後を行ったり来たりしています。この日差しのもと、さすがに公園の広場に人の姿はありません」

涼を求め、水辺にやってきた子どもたちも、思っていたような涼しさは得られなかったようです。

【子ども】
「ちょっとぬるい」
「暑いです」

一方で、この暑さの中、汗を流し作業をする人も…

【清掃員】
「いつも朝から30℃という感じだから、そんなに変りないですよ。もう慣れましたね」

朝から夕方まで公園の清掃にあたっているというこちらの女性。連日の暑さに慣れてしまったとはいえ、忘れていないのは熱中症対策です。

【清掃員】
「スポーツドリンクや麦茶を背負って、常に飲めるようにしているのと、塩飴をなめている」

県内では午後4時現在25人が熱中症の疑いで救急搬送されました。

27日も猛暑日予想で熱中症警戒アラートが継続される県内。熱中症への警戒が必要です。最終更新日:Wed, 26 Jul 2023 18:50:26 +0900