ゴミ処理施設で37歳男性が死亡した事故 「予見できた」遺族が当時の所長を告訴【新潟・長岡市】

去年11月、新潟県長岡市が管理するゴミ処理施設「鳥越クリーンセンター」で倒れてきたゴミピットの下敷きになり、長岡市の会社員・阿部和紘さん(37)が死亡した事故。
去年11月、新潟県長岡市が管理するゴミ処理施設「鳥越クリーンセンター」で倒れてきたゴミピットの下敷きになり、長岡市の会社員・阿部和紘さん(37)が死亡した事故。

遺族は8月24日、扉が倒れることが予見できたにも関わらず、必要な対策を講じなかった業務上過失致死の疑いで、当時の所長に対する告訴状を与板警察署に提出しました。

【告訴状を提出した阿部さんの父】
「あらかじめ予見できたことを何もしなかった。悲しくて、悔しくて、しょうがない」

告訴状の提出を受け、長岡市の磯田達伸市長は「司法の動きを踏まえながら遺族にどう対応させていただくか考えていきたい。当面は捜査に全面的に協力していく」とコメントしています。最終更新日:Fri, 25 Aug 2023 18:57:10 +0900