築150年超の“古民家”を活用!佐渡に新たな宿泊施設オープン 観光の拠点に期待【新潟】

新潟県佐渡市に古民家をリノベーションした宿泊施設がオープンするのを前に内覧会が開かれました。
新潟県佐渡市に古民家をリノベーションした宿泊施設がオープンするのを前に内覧会が開かれました。

8月26日、佐渡市にオープンする「佐渡古民家ステイさどまり」。

佐渡汽船が市内で増えている空き家を利活用する事業の第一弾として、築150年を超える古民家をリノベーションし、完成させました。

【佐渡汽船 尾渡英生 社長】
「お越しになった方々に、佐渡の中で普通に暮らしているかのような感じを持っていただくことを一つ大きなコンセプトにしている」

佐渡市内の観光の拠点となることが期待される「さどまり」。

“御前”と呼ばれる佐渡の伝統家屋の代表的な間取りはリビングに生まれ変わったほか、キッチンやダイニングは黒を基調としたモダンな雰囲気に。

寝室は3部屋あり、最大9人まで宿泊できます。

【古民家の持ち主 長野雅子さん】
「せっかく150年くらい守ってきた建物なので、色んな人にこの雰囲気を楽しんでもらえたらいい」

【佐渡市 渡辺竜五 市長】
「今、こういう佐渡らしい家がどんどんなくなっていく中、ここを選んで、この形を残してお客さんをお迎えする。佐渡の文化を知ってもらうという点でも非常に大きな取り組みだと思う」

佐渡島の金山の世界文化遺産登録に向けて機運が高まる佐渡。そんな佐渡の魅力を体感できる新たな宿泊施設の誕生に期待が寄せられます。最終更新日:Fri, 25 Aug 2023 18:55:32 +0900