著作権法違反と商標法違反の疑いで逮捕されたのは、東京都品川区に住む会社員の男(28)です。
男は去年8月下旬から9月下旬までの間、アメリカの企業が著作権を持つプログラムを使ったソフトウェアをフリーマーケットサイト上で販売し、著作権を侵害するなどした疑いがもたれています。
警察によりますと、販売したソフトウェアは画像などイメージ編集用のグラフィックソフトで、男は本来サブスクで販売されているものを一度の購入により無期限で使える形に改ざん。
購入者へソフトウェアの保存先URLを知らせ、ダウンロードさせることで販売していました。
また正規のソフトウェアが月額3828円・年額2万8776円で販売されているところ、男は1つ2980円と安い価格で販売していました。
去年8月に県警の捜査員がサイバーパトロールをしていたところ、こうした正規では存在しない”無期限ライセンス”のソフトウェアが複数販売されていることに気付き、今回の事件が発覚したということです。
男は「私がやったことで間違いありません」と容疑を認めていて、警察が余罪を捜査しています。最終更新日:Thu, 21 Sep 2023 15:47:16 +0900