今年で15回目となる「フードメッセinにいがた」には県内・県外から488の事業者がビジネスチャンスを求め、出展しました。
【新潟市 食と花の推進課 吉田貴則 課長】
「出展者が過去最大ということで、非常に食に関するニーズが高いのかなと感じている」
今回目立つのが、食品製造の自動化です。
【松村道子キャスター】
「この機械では、上部で商品を計量、落ちてきた物をスピーディーに梱包し、さらに異物が入っていないかを確認するまで、これまで10数人掛けて行っていた作業を自動化することができる」
【旭川計量機 伊藤直勝 次長】
「いま人手不足と言われています。人手不足を補うために自動化機械のニーズが高まっている」
計量の誤差は極めて小さく、人が作業するよりもロスが格段に少ないといいます。
【松村道子キャスター】
「今回のフードメッセテーマの一つとなっているのが、お米の可能性です」
こちらの企業は、冷凍技術を活用し、県産米を全国に向けて販売。新商品は、韓国風のおにぎりです。
【叶味家 宗村基広 営業課主任】
「家庭で簡単にレンジで5分温めるだけで、新潟のお米をおいしく召しあがっていただけるとうれしい」
三条市の企業が手がける発色が美しい食器は、廃棄米を原料にしたプラスチックでできています。
こちらのブースでは、規格外の茶豆を練り込んだパスタが注目されていました。
【総合フードサービス 長嶋信太朗 専務取締役】
「昨今のフードロス(削減)や地産地消を目指したところで、規格外品を有効活用するために始めた」
来場者の目的も様々です。
【来場者】
「新潟市のふるさと納税の中間管理業者をしている」
「道の駅を運営している。新潟の食材や素敵な楽しい物を探しに来た」
去年全体で約2億5千万円の商談が成立したこの催しは、11月10日まで開かれています。最終更新日:Wed, 08 Nov 2023 19:00:04 +0900