今年クマ被害は10人に…新潟県がクマ出没特別警報を来年1月末まで延長「身を守って…」

新潟市中央区で29日鳥獣被害対策緊急本部会議が開かれ、新潟県が発令している「クマ出没特別警報」を来年1月31日まで継続することを決めました。
新潟市中央区で29日鳥獣被害対策緊急本部会議が開かれ、新潟県が発令している「クマ出没特別警報」を来年1月31日まで継続することを決めました。

【新潟大学農学部 箕口秀夫 教授】
「今年のような大量出没年は年をまたいでクマの出没が記録されている」

本格的な冬が近づいていますが、クマの目撃情報は後を絶たず、目撃・痕跡情報は11月28日時点で1300件以上確認されていて、人身被害は10人にのぼっています。

【県鳥獣被害対策センター 渡部浩 所長】
「期間は長くなるが、県民の皆様からご協力いただきながら、身を守っていただきたい」

県は引き続き、クマのエサとなる果樹の早期収穫や、木の伐採などを呼びかけています。最終更新日:Wed, 29 Nov 2023 19:35:26 +0900