12月4日、新潟市中央区で開かれた就活イベント。
新潟労働局が毎年開いているもので、今年は去年よりも多い約80社の県内企業が対面やオンラインの形式で採用活動を行いました。
参加したのは、来年3月に卒業する学生や卒業後3年以内の第二新卒の人たちです。
【参加者】
「福祉系の学校に通っているが、福祉系の職種だけでなく、一般の職種も見てみたいなと思って参加した」
第二新卒として転職活動をしているこちらの男性は、大学卒業時がウイルス禍だったため、思うように就職活動ができなかったと言います。
【参加者】
「人との会話がなかなか難しかったので。今回、新型コロナ禍も収まってきたので、もう少し踏み込んだ話をできるというのが自分の中で大きかった」
一方、力を入れるのは、学生側だけではありません。
【記者リポート】
「それぞれのブースには“働きやすい職場環境”や“スキル取得可能”、“若手社員活躍中”などそれぞれのアピールポイントを掲げてあり、それぞれの企業が人材の獲得に力を入れています」
各業界で人材不足が叫ばれる一方、県内では物価高による負担の増加から、求人を減らす企業もあり、今年10月の有効求人倍率は1.54倍と、前の月より低下しました。
【新潟労働局職業安定課 坂井洋平 若年社対策主任】
「働きやすさや魅力というものを学生に伝えて、より県内の企業に就職が進むように支援させていただければと思う」
新潟労働局は今後も働き手と企業を結びつける場を提供する考えです。最終更新日:Mon, 04 Dec 2023 19:08:59 +0900