加速する少子化…新潟県内の出生数初めて1万人割る 合計特殊出生率も過去最低に「万能薬はない。子育てに優しい環境作りに注力」

2024年新潟県内で生まれた子どもの数が統計を開始した1899年以降初めて1万人を割ったと発表されました。

2024年新潟県内で生まれた子どもの数が統計を開始した1899年以降初めて1万人を割ったと発表されました。

県によりますと、県内で2024年1年間に生まれた子どもの数は前の年より975人少ない「9941人」で統計を開始した1899年以降初めて1万人を下回りました。

また、女性1人が生涯の間に産む子どもの数を示す「合計特殊出生率」も全国平均より0.01ポイント低い1.14と過去最低に。一方、死亡率は前の年より0.2ポイント高い「15.9」で死亡数から出生数を引いた自然減は2万3118人と過去最大となっています。

少子化が進む現状に花角知事は…

【花角知事】
「万能薬があるわけではない。子育てに優しい環境づくりや結婚支援に注力していきたい」

花角知事はまた、「出生率を上げるための様々な支援に取り組んでいきたい」と話しました。

最終更新日:Thu, 05 Jun 2025 13:02:20 +0900