【記者リポート】
「小学校の夏休みも終盤。そうした中、大学に集まった子どもたち目的は夏休みの自由研究です」
【児童】
Q.夏休みの宿題は?
「もうちょっとで終わる」
Q.自由研究は?
「まだやっていない」
【児童】
Q.自由研究だけ終わっていない?
「終わっていない。(自由研究は)難しい」
今も昔も子どもたちを悩ませる夏休みの自由研究。そうした中、新潟市北区の新潟医療福祉大学で行われたのは、自由研究のサポート企画です。
児童たちはお菓子の筒を使った“望遠鏡作り”に挑戦しました。
筒のふたや底をカッターなどで切り抜き、「接眼」と「対物」の2種類のレンズを貼り付けていきます。
途中、細かな作業に苦労する児童たちですが、大学生のサポートを受け、丁寧に進めていきます。
最後は筒に包装紙やシールで思い思いの飾りつけをして簡易的な望遠鏡が完成!さっそく児童たちは教室のカーテンを開け、できたばかりの望遠鏡をのぞき込みます。
肉眼では見えない遠くの景色を観察できる望遠鏡によって様々な発見がされてきたことも学びました。
【新潟医療福祉大学 視機能科学科 金子弘 教授】
「昔むかし、これでお月さまの表面を見た。ウサギさんが住んでいるわけではなくて、山とか谷とか、凸凹があるからああいう模様に見えるということを発見した」
自由研究に悩んでいたはずの児童たちですが、すっかり楽しい時間となったようです。
【児童】
「楽しかった。よくできた」
【児童】
「レンズを貼ったり、カッターで切ったり、シールを貼ったりするのが面白かった」
【児童】
「星とか見てみたい」
新潟医療福祉大学は8月25日まで自由研究のサポート企画を予定しています。最終更新日:Mon, 21 Aug 2023 18:40:09 +0900