学生服や婦人服など衣料品小売店を経営“カワトー”が自己破産申請へ 負債額約1億4000万円【新潟】

新潟市で、学校指定の学生服や体操服などを取り扱う衣料品小売店を経営していた「カワトー」が自己破産申請の準備に入ったことが分かりました。
新潟市で、学校指定の学生服や体操服などを取り扱う衣料品小売店を経営していた「カワトー」が自己破産申請の準備に入ったことが分かりました。

民間の調査会社・帝国データバンクによりますと、カワトーは1979年に設立し、衣料品小売店「ファミリーカジュアルカワトー」を経営。婦人向けの衣料品を中心に、ベビー用品や肌着、学生服などを販売。店頭販売するほか、地元学校指定の学生服や体操服なども取り扱い、1990年頃には6億円超の売上高をあげていました。

しかし、大型総合スーパーの出店やファストファッションが台頭する中で、集客力が低下。固定客の減少や高齢化も背景に業績低下に歯止めがかからない状況にありました。

2023年2月期の売上高は約1億3000万円にまで低下し、厳しい資金繰りが続き、先行きの見通しが立たないため、自己破産申請の準備に入ったということです。

負債は約1億4000万円でした。最終更新日:Mon, 12 Jun 2023 09:39:32 +0900