【記者リポート】
「きょうも市場には様々な花が並んでいますが、少し変わったものもあるようです。こちらには、たくさんの実をつけた植物が並んでいます。少し不思議なものも見られます」
10月16日朝、多くの花が並ぶ新潟市中央卸売市場で異彩を放っていたのは、“実もの”と呼ばれる実のついた植物の数々です。
【新花 総務部 池田紀行 主任】
「お花屋さんは今、実ものをたくさん求めている。そのまま飾っているだけでも秋らしさを感じられると思う」
実りの秋を思わせるその姿は、生け花のほかリースなど、飾りの材料として需要が高まります。
【新花 総務部 池田紀行 主任】
「これは、フウセントウワタ。中に綿毛が入っていて、この実をたくさん集めて作品を作ったり」
長持ちさせるには水分を吸収しやすくなるよう、枝先の皮を少し削ることがポイント。色とりどりの実はどこか食べられそうにも見えますが…
【新花 総務部 池田紀行 主任】
「食べないほうがいい。あくまで観賞用ということで、見るにとどめてもらいたい」
こうした中、今の時期にぴったりなのが、カボチャ型の実がなる“ソラナムパンプキン”です。
【新花 総務部 池田紀行 主任】
「ナス科に属する。これを1本飾るだけで、ハロウィーン要素がすごく感じられると思う」
また、ハロウィーンに向けては、観賞用のカボチャも人気だということです。
【新花 総務部 池田紀行 主任】
「花屋さんでも取り扱ったり、ホームセンターにも販売している。これから秋の楽しみが待っているんだなということを、こういった花材たちから感じてもらえたらうれしい」最終更新日:Mon, 16 Oct 2023 19:07:25 +0900