特殊詐欺(架空料金請求詐欺)被害にあったのは東京都港区に住む60代の男性です。
警察によりますと8月14日夕方、男性がお盆に合わせ帰省していた新発田市の実家でパソコンで動画を見ていたところ、突然画面が停止。警告音と共に「パソコンを再起動させるためにはお金が必要です」などと書かれたセキュリティ警告文が表示されました。
男性が表示された連絡先に電話をかけると、ソフトウェア大手企業の社員を名乗る男から「パソコンを再起動させるためには料金がかかる」などと言われ、男性は指示されるまま、金融機関で指定された口座に3回にわたって計250万円を振り込みました。
金を振り込んだ後、冷静になり不審に感じたという男性は「詐欺被害にあったと思う」と警察に相談し、事件が発覚しました。警察は”サポート詐欺”とみて詳しく調べを進めています。
警察はパソコンの操作中に警告音や怪しい警告文が表示された時には、記載されている番号などに連絡せず、パソコンの電源ボタンを長押しして電源を切るなどして、すぐに警察に相談するよう呼びかけています。最終更新日:Tue, 15 Aug 2023 17:58:42 +0900