「5万円振り込んだら30万円貸す」10代男性から電子マネー10万円分をだまし取った疑い 男を逮捕

去年、新潟県佐渡市の10代男性に対し、架空の融資を申し出て電子マネー10万円分をだましとった疑いで大阪府の男が逮捕されました。
去年、新潟県佐渡市の10代男性に対し、架空の融資を申し出て電子マネー10万円分をだましとった疑いで大阪府の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪府東大阪市に住む無職の男(40)です。

男は去年5月下旬から6月上旬までの間、佐渡市に住む10代男性に対し、電話やメールで「5万円振り込んでくれたら30万円を貸してあげる」「30万円を振り込むときに、最初に送ってくれた5万円を返す」などと嘘をつき、6月上旬に2回にわたり、男が管理するアカウントに電子マネー合計10万円分を送金させてだまし取った疑いが持たれています。

警察によりますと、男と被害男性に面識はなく、インターネット上で男が融資をすると募集していたところ、被害男性が申し込み、やりとりが始まったということです。

また、被害男性は最初に5万円分の電子マネーを送金しましたが融資がなく、「もう5万円を振り込んでくれたら融資をする」などと言われたため、5万円分の電子マネーを送金。しかし、さらにお金を要求されたため不審に思った被害男性が警察に相談し、事件が発覚しました。

男は同様の手口の詐欺事件で滋賀県警に逮捕されていて、1月11日に佐渡署に身柄を移送され、逮捕されました。

警察の調べに対し、男は「10万円をだまし取ったことは間違いありません」と容疑を認めていて、警察は余罪も含めて捜査を続けています。最終更新日:Fri, 12 Jan 2024 12:33:33 +0900