27日、開会した6月県議会。議論の中心となる補正予算案では、エネルギー価格・物価高騰に苦しむ生活者・事業者への支援や、県独自の少子化対策など合わせて約81億円が計上されています。
【花角知事】
「現在の少子化は危機的な状況にあり、まさに喫緊の課題として、対策を一層強化・推進していく必要がある認識している。子ども政策のさらなる推進に向け、引き続き国と地方が一丸となり、子ども・子育て政策の一層の充実・強化に努めてまいります」
県は少子化対策を進める一方で、人口減少が進む中、県立高校などの再編を進めていて、この議会では2026年度に新潟市の新潟北高校と豊栄高校を統合する案を提案する方針であることが複数の関係者への取材で分かりました。
新潟北と豊栄の統合案は、現在策定を進めている来年度から3年間の再編整備計画に盛り込まれる見通しです。
ここ数年の入学試験では、志願者数が募集定員を下回っていた両校。県は7月に開かれる県議会の総務文教委員会に提案する見通しですが、地元の反発も予想されます。
補正予算案や学校再編問題などを審議する6月県議会は7月14日まで開かれます。最終更新日:Tue, 27 Jun 2023 18:27:46 +0900