“泳ぐ宝石”とも言われる「ニシキゴイ」。その美しさに魅了されていたのは、カンボジアやフランスなど8か国の駐日大使館の関係者です。
4日、小千谷市の「錦鯉の里」を訪れた大使館関係者は、施設の池にニシキゴイを放流。
去年11月には「世界錦鯉サミット」が開かれるなど、新潟県発祥のニシキゴイを世界にアピールする取り組みが進められています。
【スリランカ ロドニー・ペレーラ駐日大使】
「新潟の小千谷市に来られて、とてもうれしい(スリランカでの販売促進へ)新潟県と強い友好関係を築いていきたい」
一行はその後、小千谷市体育館で開かれている県の錦鯉品評会に移動。今年は夏の猛暑で水温が上がったため、エサの食いつきが悪くなるなど厳しい環境となりましたが、県内の養鯉業社60社が丹精込めて育てた565匹のニシキゴイが出品されました。
【中国のバイヤー】
「今年の質はいい。素晴らしいと思う」
【小千谷市錦鯉漁業協同組合 間野等 組合長】
「この気象状況の中で、我々の飼育技術を感じとってもらえればありがたい」
新潟が誇るニシキゴイを通した世界との交流の促進にも期待がかかります。最終更新日:Mon, 06 Nov 2023 18:50:04 +0900