30日、三条市の長沢小学校で行われたのは、地元下田産の「紅はるか」を使ったスイーツ作り体験です。
この体験会は、JAえちご中越が特産の紅はるかのおいしさを広めようと企画したもので、5年生と保護者合わせて約30人がクレープ作りに挑戦しました。
JAえちご中越管内では、下田地区を中心に毎年約40トンのサツマイモを出荷する県内有数の生産地で、11月に収穫が完了。
現在は出荷前に糖度を高めるため、熟成の真っ最中だといいます。
体験会ではサツマイモをおいしくするコツも伝授!
【JAえちご中越 須佐麻依子 管理栄養士】
「サツマイモはどうやったら甘くなるか聞いたことある?答えは、火加減。低温でじっくり加熱すると甘くなる」
低温で加熱することで、でんぷんを糖に変えるアミラーゼが働き、より甘くなるといいます。じっくり熱を加えた、紅はるかの味は…
【児童】
「甘い。やわらかい」
おいしく育った紅はるかのクリームを最後はクレープに包んで出来上がり!保護者と一緒に味わいます。
【児童】
「中がとても甘くておいしい。すごいなと思った」
【保護者】
「日頃、触れ合う時間も少ないが、きょうはこういう時間が持ててよかった」
【児童】
「おいしい。サツマイモの味がめっちゃする」
【保護者】
「サツマイモを作っているが、こういうものはあまり作らなかった。ぜひ、今度また作ってみたい」
【JAえちご中越 須佐麻依子 管理栄養士】
「すごく甘くて、ねっとりして、おいしいお芋。デザートや焼き芋、おかずにもぜひ使ってほしい」
JAえちご中越の紅はるかなどのサツマイモは、来年1月下旬に出荷される予定です。最終更新日:Thu, 30 Nov 2023 18:57:03 +0900