“米坂線”の早期復旧を…沿線自治体がJRに要望書提出も 利用者の少なさや復旧後の活性化が課題に…

去年8月の豪雨で被害を受け運休が続く米坂線の沿線自治体が24日、JR東日本と非公式で面会。早期の復旧などを要望しました。
去年8月の豪雨で被害を受け運休が続く米坂線の沿線自治体が24日、JR東日本と非公式で面会。早期の復旧などを要望しました。

去年8月の豪雨で被害を受け運休が続く米坂線。JR東日本は復旧費用が約86億円に上ることに加え、被災前の利用者数の少なさなどを課題にあげ、復旧については白紙という考えを示しています。

【JR東日本新潟支社 白山弘子支社長】
「しっかりと課題についての解決というものを図っていかなければ前に進めることはなかなか難しいかなとは考えております」

一方、運休による影響が続く村上市や関川村などの沿線自治体は24日、JR東日本新潟支社と非公式で面会。改めて早期の復旧を要望すると共に災害からの復旧と米坂線の今後の方向性については分けて考えることを求めました。

関係者によりますとJR東日本新潟支社側は「米坂線の復旧後の運営も含めて地域と一緒に議論したい」と回答。復旧と米坂線の今後の方向性については分離せずに議論を進める考えを示したということです。最終更新日:Wed, 25 Oct 2023 19:09:34 +0900