自転車通学の生徒に「ヘルメットいいね!」 大人になっても継続を…着用率最下位の新潟で“褒める作戦”

自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となる中、その着用率が全国最下位の新潟県内。11月28日、阿賀野市では、大人になってもヘルメット着用を継続してもらおうと、中学生に対する広報活動が行われました。
自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となる中、その着用率が全国最下位の新潟県内。11月28日、阿賀野市では、大人になってもヘルメット着用を継続してもらおうと、中学生に対する広報活動が行われました。

【齋藤正昂アナウンサー】
「阿賀野市の京ヶ瀬中学校の駐輪場です。そして、その前には警察官の方と交通安全協会の方がいます。きょうは自転車に乗ってくる生徒に、一風変わった声かけをするというんです」

【警察官】
「子どもたちにヘルメットをかぶってよかったな、引き続き、かぶっていこうというふうに思ってもらえるようなイベントをやっていきたい」

ヘルメットをかぶり、自転車で登校する生徒が到着すると…「ヘルメットいいね!かっこいいよ!」

その名も『ヘルメットいいね!作戦』です。

今年4月に努力義務となった自転車利用時のヘルメット着用。しかし、7月の調査で県内の着用率は2.4%と全国最下位となっています。

そこで、阿賀野警察署は「ヘルメットいいね!」と褒めることで着用を継続してもらおうと、この日の活動を企画しました。

「ずっと、かぶってね~!」

【阿賀野警察署交通課 秋山圭介 課長】
「ヘルメットをかぶることが当たり前になって、これからお子さんたちが成長していくにあたって、自分たちが模範になるようにヘルメットをかぶり続けてもらうことが大切かなと思う」

【生徒】
「交通事故とか起きたときに、自分の命を守るために(かぶっている)」

Q.「ヘルメットいいね!」と言われてどう?
「うれしい」

【生徒】
「これからもヘルメットをかぶって、安全に登校したい」最終更新日:Tue, 28 Nov 2023 18:38:59 +0900