被害女性は20人以上…下着などを盗んでいたアパート管理会社の社員を書類送検 カギを不正に入手し犯行

新潟市内のアパートに侵入して携帯電話機を盗んでいた疑いで逮捕されていた新潟市中央区の無職の34歳の男について、警察はその後の捜査で男が20人以上の女性から下着などを盗んでいたとして21件の事件で書類送致したと発表しました。
新潟市内のアパートに侵入して携帯電話機を盗んでいた疑いで逮捕されていた新潟市中央区の無職の34歳の男について、警察はその後の捜査で男が20人以上の女性から下着などを盗んでいたとして21件の事件で書類送致したと発表しました。

連続住居侵入・窃盗・窃盗未遂事件の21件で書類送検されたのは新潟市中央区出来島2丁目に住む無職の男(34)です。

警察によりますと、男は2017年の4月ごろから2022年1月ごろまでの間に新潟市内の複数のアパートに侵入し、女性用の下着や携帯電話などを盗んだ疑いが持たれています。

男は2022年1月に知人女性に対するストーカー規制法違反の疑いで逮捕され、その後の捜査で2022年2月に新潟市中央区内の女性が住むアパートの一室に侵入。スマートフォン1台(時価約3000円相当)を盗んだ住居侵入・窃盗(空き巣)の疑いで逮捕されていました。

警察が余罪捜査を進める中で、男は約6年にわたって新潟市内のアパートから女性用の下着や携帯電話機を盗んでいたことが発覚し、警察は28日、21件の事件を書類送検して捜査を終結しました。

逮捕事案も含めると、被害に遭った女性は23人で、被害総額は2万円以上に上ります。

警察の調べに対し、男は「それぞれについて私が盗みました」と容疑を認めています。

男は犯行時、アパート管理会社の社員で、気になる女性を見つけては、それぞれのアパートのカギを不正に入手し犯行に及んでいました。動機について男は「女性のスマホの中身が見たかった。女性の下着が欲しかった」と話しているということです。最終更新日:Fri, 28 Jul 2023 20:05:00 +0900