選挙管理委員会の委員長が酒気帯び運転で現行犯逮捕…胎内市「厳正な処分を検討」【新潟】

胎内市の県道で酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転したとして、胎内市平木田に住む胎内市選挙管理委員会の委員長の男が現行犯逮捕されました。
胎内市の県道で酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転したとして、胎内市平木田に住む胎内市選挙管理委員会の委員長の男が現行犯逮捕されました。

10日、道路交通法違反(酒気帯び運転)で現行犯逮捕されたのは、胎内市平木田に住む胎内市の非常勤職員で選挙管理委員会の委員長を務める細野隆容疑者(69)です。

警察によりますと、細野容疑者は10日午後0時8分ごろ、胎内市平木田の県道において酒気を帯びた状態で車を運転した疑いが持たれています。

事件は片道一車線の直線道路で発生した車2台が絡むの衝突事故を知らせる、付近住民からの通報で発覚しました。

事故は普通乗用車と軽トラックが正面衝突したもので、駆け付けた警察官が普通乗用車を運転していた細野容疑者に話しを聞こうとしたところ、酒の臭いがしたことから呼気検査を実施。その結果、基準値以上のアルコールが検出され現行犯逮捕となりました。

事故はどちらかの車両が中央線を越えて反対車線に乗り出したことが原因とみられていて、軽トラックの運転手が軽傷を負いました。
細野容疑者にけがはありませんでした。

警察の調べに対し、細野容疑者は「酒を飲んで車を運転し、事故を起こしたことは間違いありません」と容疑を認めています。

警察は事故の原因を調べるとともに、細野容疑者が酒をどこでどれくらい飲んだかなど詳しく調べています。

事件を受け、胎内市は細野容疑者の厳正な処分を検討するとしていて「職員への注意喚起とともに綱紀粛正を図る」とコメントしています。最終更新日:Thu, 10 Aug 2023 17:40:30 +0900