「困っている人に役立てれば幸福です」”月光仮面”名乗る人物から交番に寄付金【新潟・佐渡】

12月31日、”月光仮面”などと書かれたメモなどが添えられた現金合わせて約3万円が佐渡市内の交番に置かれていました。佐渡警察署は県交通遺児基金への寄付金として活用することにしています。
12月31日、”月光仮面”などと書かれたメモなどが添えられた現金合わせて約3万円が佐渡市内の交番に置かれていました。佐渡警察署は県交通遺児基金への寄付金として活用することにしています。

12月31日、佐渡市の両津交番のパトカーのボンネット上に、硬貨の入ったビニール袋が置かれているのを勤務中の署員が発見しました。

硬貨は合わせて9310円あり、袋の中には「毎日1枚ずつ集めた小銭です 交通事故などで困っている人に少しでも 役立てば 幸福です 月光仮面」と書かれたメモが入っていました。

また、佐和田交番では、風除室内のカウンター上に計2万円の紙幣が入った封筒が置かれているのが発見されました。封筒には「わずかですが交通遺児のために使ってください」と書かれたメモが入っていました。

警察によりますと、月光仮面などと名乗る匿名の人物からの寄付は両津交番では1974年から続いていて今年で51回目となり、佐和田交番でも38回目になるということです。

佐渡署の安達一仁副署長は「寄付をいただいた方々に心から感謝申し上げます。御意向に沿い『県交通遺児基金』に送金させていただきます。大変ありがとうございました」とコメントしています。最終更新日:Mon, 01 Jan 2024 11:44:30 +0900