液状化からの復旧作業続く新潟市…ボランティアが急ピッチで作業「やるしかない」

9日の地震の被害はなかったものの、元日の地震による液状化の影響が続くのは新潟市西区です。
9日の地震の被害はなかったものの、元日の地震による液状化の影響が続くのは新潟市西区です。

【西区・社会福祉協議会 阿部正 事務局長】
「高齢者の1人暮らしや高齢者の世帯など、そういった支援が届きにくいところにも、このボランティアの皆さんの力をお届けしたいと考えている」

【記者リポート】
「新潟市西区は午前中から雨や雪が降り続いている。そんななかボランティアの方も作業を急ピッチで進めている」

新潟市西区には10日に80人のボランティアが参加し、液状化により噴出した土砂のかき出し作業などに追われていました。

【ボランティア申請した 阿部あつみ さん】
「どんどんどこから出てくるのか分からないような泥水が湧き上がって、ここ一面が海だった。ありがたい、ずっと1週間やっていたので、ちょっとへろへろ」

新潟市西区では9日までに約150件のボランティアの申請があったということですが、土砂を取り除く作業の終わりは見通せていません。

【ボランティア】
「(トラックに土のうを積みながら)やっぱり重くなっている、土のう」

【市内から参加ボランティア】
「あんな家を見たら…明日筋肉痛でしょうね。でもやるしかない、これしか出来ないので」

新潟市西区は12日以降もボランティアの募集を継続的に行う方針です。最終更新日:Wed, 10 Jan 2024 19:01:24 +0900