早期の“日朝首脳会談”実現を… 横田早紀江さん 金正恩総書記の見舞い電報に「活路を」【新潟】

北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの母・早紀江さんなどが1月11日、林官房長官と面会し、早期の日朝首脳会談の実現を訴えました。
北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの母・早紀江さんなどが1月11日、林官房長官と面会し、早期の日朝首脳会談の実現を訴えました。

11日、首相官邸で拉致問題担当大臣を兼務する林芳正官房長官と面会したのは横田早紀江さんとめぐみさんの同級生です。

【横田早紀江さん】
「もう本当に80代になってから体力的に弱まってきて、色んなことが起きている。本当に元気なうちになんとかして会いたいと、お父さんの分もどんなに会いたかったと思ってね」

林官房長官は「皆様に寄り添いながら、しっかり事にあたっていくことが何よりも大事だ」と応じました。

一方、今月6日、北朝鮮の金正恩総書記が岸田総理大臣に「1日も早く地震被害から安定した生活を取り戻すことを願う」と異例のメッセージを送っていて、早紀江さんはこのメッセージにも言及したと言います。

【横田めぐみさんの同級生・池田正樹さん】
「今までになかったことなので、ぜひそれを活用して活路を開いてほしいというふうに早紀江さんもおっしゃっているし、もしかしたら日朝会談も今年中にあるんじゃないかというふうに思っていらっしゃると思う。早く実現、そして早く事がうまく運んで、拉致被害者全員帰ってきてほしい」

首脳会談の場を設けることができるのか…政府の手腕が問われています。最終更新日:Fri, 12 Jan 2024 19:32:44 +0900